2013年1月29日
株式会社NTTデータ イントラマート
NTTデータ イントラマート 開発、連携、業務の効率化を実現する
クラウド対応の統合BPMツール「IM-BIS」をリリース
株式会社NTTデータ イントラマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:中山 義人 以下、イントラマート社)は、「アプリケーション開発」、「システム連携」、そして「ビジネスプロセスの効率化」を実現する統合BPMツール「IM-BIS(Business Integration Suite)」を2013年2月1日から提供開始します。本製品は、2012年10月にリリースしたシステム基盤製品「intra-mart Accel Platform」上で動作し、クラウドにも対応します。
IM-BISは、画面作成ツール、ワークフロー、BPM(※1)、BAM(※2)、外部データ連携ツール等、従来のintra-mart Accel Platform製品群の機能強化と機能拡張を実現した統合ツールです。
IM-BISは、各機能が連携する上で必要な情報を自動生成し設定するため、開発生産性の向上にも大きく寄与します(当社比較で26%工数削減)。
また、IM-BISはワークフローとBPMの機能を同一エンジン上で実現しており、柔軟かつ効果的なビジネスプロセスがデザインでき、それらプロセスで使用する業務画面は、画面ツールにより容易にデザイン、開発、リンクできるため、エンタープライズ・ビジネスプロセスのアジャイル開発(※3)を可能とします。
さらには、IM-BISが提供するデータマッパー機能はWebサービスを通じ、ビジネスプロセスと既存システムの統合を実現し、その結果IM-BISは、「人と人」、「人とシステム」、「システムとシステム」をつなぐことにより「お客様のビジネスの加速」の実現を支援します。
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■背景
企業における効率化の実現アプローチとして、ビジネスプロセス全体の改善を継続して実施するBPMの取り組みがあります。しかしながら、BPMを実現するためのツール自体は単機能であり、エンジニア向けとなっており専門知識のないユーザにとってはツールの習得が困難であり、また費用面においても導入が困難となっています。そこでイントラマート社はエンドユーザにも使いやすく低コストにて提供可能な本製品の開発を行いました。
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■「IM-BIS」に関して
IM-BISでは、まず画面作成ツールで作成した業務用の画面をワークフローツールの各タスクに組み込み、マッピングツールにより外部にある既存システム等と接続し、これにより外部SOA (Service-Oriented Architecture)などとのデータ連携を可能にします。これにより、業務全体を効率化するためのBPM/ワークフローやWebシステムを構築します。また、標準のBAM機能によりタスクごとに費やされる処理時間を分析し、ビジネスプロセスのボトルネックの改善に寄与します。
IM-BISの導入により、迅速かつ効率的なシステムの提供が可能となります。また、ユーザインタフェースを整え画面を統一するといったフロントシステムの改善・統合や業務フローのクラウド活用、BPM/ワークフロー活用による業務の標準化・効率化を推進します。さらに、グループ企業のシステム共同利用型サービスへの適応など企業活動にとって必要となるシステム基盤としての活用が可能となります。

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■販売目標について
IM‐BISは、約2500社のintra-martを導入済の顧客や新規顧客に対して、イントラマート社パートナー経由で販売し年間100本の販売を見込みます。
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■製品価格について
・intra-mart Accel Platformエンタープライズ版(IM-BISを含む統合製品)
・・・(定価320万円)
・IM-BIS・・・(オプション製品としての提供の場合)(定価100万円)
※別途intra-mart Accel Platform アドバンスト版、IM-FormaDesignerが必要になります。
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■製品情報サイト
・IM-BIS
http://www.intra-mart.jp/products/iap/im-bis/index.html
・intra-mart Accel Platform
http://www.intra-mart.jp/products/iap/index.html
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■用語解説
※1:BPMとは、Business Process Management の略で業務管理手法のひとつ。業務の流れを可視化してプロセス単位ごとに分析・整理することにより、問題点の発見や プロセスの改善を模索する、という管理手法のこと。
※2:BAMとは、Business Activity Monitoring の略でビジネス活動を監視すること。ビジネスプロセスがあらかじめ設定したルールに適用し、ビジネスプロセスが正しく実行されているかどうかを監視、継続的なプロセス改善の遂行を促すことが推進可能。
※3:アジャイル開発とは、開発対象を多数の小さな機能に分割、小規模なイテレーション(反復)開発をし、すぐに実装・テストを行って仕様や設計の妥当性を検証するというアプローチ。
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セールス&マーケティング本部 久木田、和田(文) |