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2021年12月21日

株式会社NTTデータ イントラマート
株式会社B-Prost
NTTデータ イントラマートとB-Prostが資本提携契約を締結
高付加価値の損保業界向けソリューションの展開でDX推進を加速
株式会社NTTデータ イントラマート(本社:東京都港区、代表取締役社長 中山 義人、以下 イントラマート社)と株式会社B-Prost(本社:東京都港区、代表取締役社長 魚住 憲治、以下 B-Prost社)は、損保業界向けソリューションの展開を目的にして、2021年12月16日に資本提携契約を締結しましたのでお知らせします。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の波が押し寄せる昨今、保険業界においても、IT技術の進展、異業種からの参入といった著しい環境の変化に伴い、企業競争力強化に向けたDXの推進が急務とされています。
イントラマート社は、ローコード開発で業務プロセスのデジタル化を実現するDigital Process Automation Platform※1「intra-mart®」を中心に、業界問わず8,200社を超えるお客様のDXをサポートしてきました。近年では、これまで蓄積してきた業務ノウハウを活かし、国内外のパートナーとともに、業種業務に特化したソリューション展開にも注力しています。
一方、B-Prost社は、保険業界(特に損害保険)における豊富な経験とノウハウを有し、intra-martを基盤とした、保険DXを加速させる最先端保険システムフレームワーク「BIMs」※2を2019年にリリース。大手の損害保険会社や少額短期保険会社への豊富な導入実績と、さらには海外での販売も積極的に行っています。
このたびの資本提携によって、両社の強みを活かした、より付加価値の高い損保業界向けソリューションを共同で展開していくとともに、海外含めたビジネス拡大を目指します。
【最先端保険システムフレームワーク「BIMs」の特長】
1)保険業務サービスを追求したSOA,マイクロサービスアーキテクチャー保険業務サービスのコンポーネント化
ビジネスおよびシステムの要となる処理フロー、データベースをそれぞれドキュメント構造のコンポーネントとして扱う
ことで、急な要件変更や機能拡張にも柔軟に対応するフレームワークとなっている。
2)可視化された開発手順とビジネスルール定義
intra-martを基盤とし、ビジネスロジック作成ツール「IM-LogicDesigner」によるSOA・マイクロサービス定義の可視
化と、B-Prostのビジネスルールエンジン「BEXT」を活用したことで、可視化されたノーコード,ローコード開発を可
能。
3)保険商品の多様性を柔軟に取り込むドキュメント構造のデータベース
保険商品モデルとデータベースの正規化レスを実現し、リアルタイムデータパイプラインによるNoSQLデータベースとの
組み合わせによる最新アーキテクチャー。
4)オンプレミス型、クラウドサービス(SaaS)型のどちらの環境でも構築可能
従来のオンプレミス型での構築だけでなく、クラウドサービス(SaaS)型の構築も可能。
※1: Digital Process Automation Platformは、企業内のあらゆる業務を最適なプロセスに見直し、RPAやAIなど新たなデジタル技術や多様な開発コンポーネント群との連携により、業務全体のデジタル化・自動化をエンドツーエンドで実現するプラットフォームです。intra-martは、システム共通基盤としてさまざまな業務システムを集約することで、業務プロセスのデジタル化を素早く手軽に可能とし、企業のデジタルトランスフォーメーションを発展的に実現します。
https://www.intra-mart.jp/whats.html
※2:BIMsは、株式会社B-Prostが提供する保険デジタルトランスフォーメーションを推進するうえで欠かせない、最先端の保険システムフレームワークです。保険会社が商品を対面/非対面(Web)に関わらず、販売/保全する上で必要な共通機能をアプリケーション実装し、短期間/低コスト/拡張性を実現します。
https://www.b-prost.co.jp/product/bims/